ブログ記事一覧
農業体験を通して食や環境のこと考えてみませんか。参加者大募集です。詳しくはサイトの田植え体験フォームをご覧ください。
2023-02-10 17:29:23
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酒造好適米の現地見学会がありました。仁井田本家の皆さんといわきの安島農園「山田錦」、小高の根本洸一さんの「雄町」と見学しました。山田錦は8月26日、雄町は9月2日が出穂でどちらも順調な生育でした。雄町は稈長が山田錦より長くどちらも倒伏が心配です。まだこれからが鳥害、カメムシ、倒伏や登熟期間の天候も影響しますから、油断はできません。画像の雄町はノゲが長くいかにも稲の原型のような稲姿でした。福島県産のお酒は全国新酒鑑評会等で毎年金賞を受賞していますが、主に県外産の酒造米を使用しています。特に山田錦など温暖地向きの特性を持った品種は栽培がむずかしいのですが、県内では温暖な浜通り地方でなら栽培可能ではないかと、今年から栽培を始めました。いいものができれば県内産山田錦の大吟醸ができるかもしれません。
2016-09-13 10:59:22
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いわき市山田地区に古くから伝わる庚申講について
毎年11月の庚申(かのえさる)の日に行われる行事に庚申講というものがあります。集落の一軒が順周りで宿となり、お供えの餅をつき、供養塔にお供え、注連縄を掛けてお参りをするものです。現在では、その後宿が中心となって会場を借りて一席の宴を設け日頃の労をねぎらいます。
記録を紐解くと「天保9年庚申仲間 宿控え帳」というものが現存します。
天保9年は1838年で徳川家慶が江戸幕府12代将軍の時代になります。今から177年前になり脈々とこの行事が続いてきたことになります。
では、庚申講とはどのような行事なのか。庚申とは十干と十二支の組み合わせの57番目に来る日となっています。諸説では「この日は人の心が冷酷になりやすいとされ、禁忌行事を中心とする行事が行われてきたとされる」とあります。また平安時代ころ、この日は、謹慎して夜眠らずに過ごすという修行も行われていたと書いてあります。起源は中国の道教であるとされています。また、「人間の体内には三匹の尸(し)、 または彭(ほう)=虫が潜んでおり、庚申(かのえさる)の夜、人が眠っている間に抜け出して天帝の もとに上り、その人の罪や過失を告げて命を奪わせるという。眠らなければ三匹の虫が 抜け出せない、ということでその夜は眠らずに身をつつしんで過ごさねばならないとする。そのための禁忌を道教で守庚申といった」という中国道教の教えが有ります。
江戸時代にそれが一般平民に伝わり、村ごとに講を作り神や仏を信仰することで禍や災難を逃れようとする常会として各村々で受け継がれていったと考えられます。
現在は山田地区でも集落ごとに残っているところは少なくなってきていますが、少なからず人は罪や過失を犯してしまうことがありますから、真摯な気持ちで一年に一度供養塔に手を合わせるのも良いのかもしれません。
上記の記事はある取材で依頼されて書いたものですが、安島家が天保9年から続いていることや、信仰の本質を考え顧みることも必要ではないかと思いました。
2015-12-24 21:23:49
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第17回米・食味コンクール国際大会に今年も出品しました。結果が届きました。有機栽培米が86点、特別栽培米が91点でした。データから今年は全国的に低い傾向だったように思います。登熟期の日照不足が原因と考えられます。数字イコール食感ではないと思いますが、限りなくそれに近いのも事実だと思います。努力の結果に満足しています。やはり太陽の力は偉大。
2015-12-23 16:11:43
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耕作放棄地解消。毎年数枚の荒れた田んぼの解消をしています。高齢化や後継者不足などで
毎年ものすごい勢いで耕作放棄地が増えています。1年くらいの田んぼはまだいい方ですが
10年以上の強者もあります。たいへんな労力がかかります。皆さんが少し多くごはんを食べて
くれることが耕作放棄地削減に繋がります。美しい田んぼを100年後へつなぐために。
2015-12-09 20:24:33
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ふくしまオルガン堂下北沢で生産者と消費者で新米を食す会を開催しました。オルガン堂のお客様と米農家との交流会で、有機農業、お米の美味しさ、農薬のこと、耕作放棄の拡大のことなどなどいろいろな話で盛り上がりました。一番お願いしたかった日本の田んぼを守るのはお客様の消費であることを強く訴えてきました。
2015-12-01 17:02:27
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福島県とNPO法人がんばろう福島農業者等の会主催の旅館・ホテルと米生産者の商談会がありました。そのなかで浜通り・中通り・会津の新米の食べ比べコンテストが行われ、魚沼産のコシヒカリも出品されました。審査員は旅館・ホテルの方々。厳正な審査お結果第1位は浜通り代表 あじま農園の有機栽培米コシヒカリ天地となりました。今これで今年の米も自信を持って販売することができます。
2015-12-01 16:26:28
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福島県有機農業ネットワーク主催のふくしまオーガニックフェスタが郡山市で開催されました。第3回目となりますが、有機農産物販売ブースでは、農家から直接説明を聞きながら購入するお客様でにぎわっていました。
2015-09-06 20:43:54
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有機ネットワーク田んぼの勉強会を実施しました。有機農家、県農業総合センター、有機ネット会員とそれぞれの立場から
意見交換を行い技術向上に繋がりました。
無農薬稲作の抑草対策は、現在これが完璧というものはありません。皆さん試行錯誤を繰り返し何年もかけてその技術を磨いています。
今年良かった人も悪かった人もまた来年があると心に思った1日でした。
2015-08-28 20:50:04
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園主の私もついに60歳になり息子たちに還暦のお祝いをしてもらいました。次男夫婦のお祝いはこのケーキ。
最後はナイフで顔を半分に切られました。農園は将来次男が次ぐ予定?長男夫婦は埼玉県に在住。
孫は合計5人で、おじいちゃんも幸せかな・・・。
2015-08-20 18:28:16
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